SNS集客のポイントとは?サービス別のメリット・デメリットや活用のコツを紹介
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数ある宣伝媒体の中でも、近年多くの企業から注目されているのがSNSです。SNSは幅広い世代のスマホユーザーが利用しているため、うまく活用すると大きな集客効果があります。

本記事では、SNS集客のポイントをサービス別に解説しますので、Webマーケティングに力を入れたい人はぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. SNS集客はなぜ必要?広告媒体としての3つの特徴
  2. 各SNSのメリット・デメリットは?活用のコツをサービス別に紹介
  3. SNS集客における2つの注意点
  4. トライアンドエラーを繰り返して経験を積もう

SNS集客はなぜ必要?広告媒体としての3つの特徴

日本のSNS普及率は80%以上といわれており、現在は若年層に限らず多くのスマホユーザーがSNSを利用しています。この事実だけを見てもSNSはマーケティング効果が高いといえますが、SNS集客には他にもさまざまな魅力があります。

ここではまず、SNSの広告媒体としての特徴を確認しておきましょう。

1.無料で利用できる

自分のアカウントを作成し、そのアカウントを使って投稿する形であれば、SNSは無料で利用できます。Web広告のような費用は発生しないため、SNS集客では労力以外のコストがかかりません。

ただし、広告サービスを利用する場合は、各SNSが定める広告料がかかります。金額によって広告の掲載箇所や大きさ、種類などが異なるので、広告サービスを利用する場合は詳細をしっかり確認しておきましょう。

2.情報が拡散されやすい

投稿の拡散機能が備わっていることも、SNSならではの特徴です。例えば、Twitterでは他のユーザーの投稿をそのまま再投稿することができ、この機能を「リツイート」といいます。

拡散機能は手軽に利用できるものが多いため、ユーザーの興味を惹く投稿であれば、短期間で一気に拡散されることもあります。中でも、ユーザーにとってお得な情報は拡散されやすい傾向があるので、キャンペーンなどを実施する際はSNSを活用するとよいでしょう。

3.商品・サービスを改善しやすい

Twitterなどの投稿型のSNSでは、商品・サービス名で検索するとユーザーの意見をチェックできます。ユーザーは率直な感想を発信しているケースが多いため、SNSは商品・サービスの改善点を見極める場としても適しています。

ユーザーと積極的にコミュニケーションを取れば、「もっと○○な商品が欲しい」といった具体的なニーズを聞けることも。SNSは既存の商品・サービスのブラッシュアップだけでなく、新製品の開発にも役立つのです。

各SNSのメリット・デメリットは?活用のコツをサービス別に紹介

メリット&デメリット
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SNSは無料でマーケティングを行える便利なサービスですが、各SNSの特性に合わせた形で情報を発信することが大切です。ここでは、主なSNSの特徴や活用のコツを紹介します。

1.Twitter

Twitterは10~20代のユーザーが多い、シンプルな投稿型のSNSです。

TwitterのメリットTwitterのデメリット
・情報の拡散性が高い
・拡散するスピードが速い
・まとめサイトなどに転載されやすい
・文字数の制限がある(1投稿140文字まで)
・炎上リスクが高い

Twitterを利用した集客では、他のユーザーによる「リツイート」を狙う方法が効果的です。

例えば、訴求力のある写真を載せて製品を紹介したり、会話のネタになるような動画を投稿したりすると、リツイートによって拡散されやすくなります。また、Twitterはトレンドを追うために利用されるケースも多いので、流行しているワードを含めた形で投稿するのもおすすめです。

2.LINE

LINEは90%以上のスマホユーザーが使用している、主にコミュニケーションツールとして活用されているSNSです。

LINEのメリットLINEのデメリット
・国内の普及率が圧倒的に高い
・問い合わせや申し込み窓口として機能する
・メルマガやクーポンを配信できる
・拡散性がそれほど高くない
・使い方によっては追加料金がかかる

LINEでは公式アカウントを作成することができ、月額固定費が無料のフリープランでは1,000通までメッセージを送れます。ただし、リツイートのような拡散機能がないため、商品・サービスを知ってもらうために利用するよりも、問い合わせ・申し込みの窓口として機能させることを考えましょう。

また、LINE公式アカウントではクーポンを発行することもできるので、お得なキャンペーン情報などを配信する際にも役立ちます。

3.Facebook

Facebookは30〜50代のビジネス層が多い、実名制のSNSです。

FacebookのメリットFacebookのデメリット
・ビジネスとの相性が良い
・業界内での人脈や顧客を作りやすい
・ビジネス用コミュニケーションツールとしても活用できる
・拡散性がそれほど高くない
・アプローチできる層が限られている

Facebookも拡散性はあまり高くありませんが、同じ趣味や特技などを持つユーザーと交流できる「コミュニティ機能」があります。例えば、自分が属する業界や地域のコミュニティに参加すれば、効率的に人脈や顧客を増やせるでしょう。

ただし、宣伝を目的とした投稿は拡散されにくいため、Facebookは新規顧客の開拓に適しているとはいえません(広告サービスを除く)。一方、ビジネス意識の高いユーザー(経営者や個人事業主など)が多く利用しているので、既存顧客とのコミュニケーションツールとしては最適です。

4.Instagram

Instagramは、写真や動画の投稿が多いSNSです。10~20代のユーザーが中心で、企業が若年層にアプローチする場としてよく利用されています。

InstagramのメリットInstagramのデメリット
・ハッシュタグ(※)による拡散を期待できる
・ビジネスアカウントを無料で作成できる
・ライブ配信との相性が良い
・年配層やシニア層のユーザーが少ない
・訴求力のあるコンテンツ作りに手間がかかる

(※)プロフィールや投稿にラベルを付ける機能のこと。ハッシュタグをつけるとInstagram内でハイパーリンク化され、同じハッシュタグが付けられた投稿などが一覧で表示される。

Instagramは視覚的なコンテンツとの相性が良く、訴求力のある写真や動画、イラストなどを投稿すれば一気に拡散されることがあります。最近は「インスタライブ」と呼ばれる生配信機能を使って、イベントを開催する企業も増えています。

インスタライブは展示会やファンとの交流会、商品説明などにも活用できるため、特にコロナ禍で集客の幅が狭まった企業は、活用することをおすすめします。

5.YouTube

今回紹介する中でも、YouTubeは市場の拡大が著しいSNSです。「YouTuber」と呼ばれる職業が誕生するほど注目されており、10代から50代まで幅広い層のユーザーが利用しています。

YouTubeのメリットYouTubeのデメリット
・幅広い層にアプローチできる
・コンテンツによっては世界中から注目される
・訴求力のあるコンテンツ作りに手間がかかる
・個人も含めて競合が多い

YouTubeは動画コンテンツを投稿するタイプのSNSであり、再生数が伸びれば広告収入を得ることもできます。ただし、個人も含めて世界中のユーザーが競合となるため、必要なリソースを揃えた上で、質の高い動画をこまめに投稿しなければなりません。

企業や個人事業主が注目されるためには、専門知識を活かしたハウツー動画やノウハウ動画など、有益で独自性のあるコンテンツを提供する必要があります。いきなり多くの再生数を稼ぐことは難しいので、他のSNSとの併用も検討しましょう。

SNS集客における2つの注意点

SNS集客にはリスクもあり、中には評判を落としてしまうケースもあります。ここではSNS集客の注意点をまとめたので、計画を立てる前にしっかり確認しておきましょう。

炎上リスク対策は事前に考えておく

SNS集客のリスクの中でも、特に注意したいのが「炎上リスク」です。炎上とは不適切な投稿によって悪評が広まることで、拡散性の高いSNSほど炎上リスクも高くなります。

炎上は投稿者本人に自覚がなくても起こり得るものなので、事前に以下のような対策を考えておきましょう。

○主な炎上リスク対策
・差別につながる発言を避ける
・センシティブな話題を確認しておく
・投稿の前にダブルチェックを行う体制を整える
・従業員教育を徹底する など

SNSでの炎上を完全に防ぐことは難しいため、発生した場合に備えて「緊急対応マニュアル」を作成しておくとよいでしょう。

中長期的な運用が必要になることを覚悟しておく

すでにSNSは宣伝媒体として注目されており、あらゆる業界の企業や個人事業主が活用しています。どのSNSにも多くの競合が存在するため、フォロワー数や再生数などを簡単に増やすことはできません。

SNS集客は中長期的な運用が前提であり、地道な情報発信が必要です。途中であきらめるとそれまで費やしてきたコストや労力が無駄になるので、あらかじめ中長期的に運用することを覚悟しておきましょう。

トライアンドエラーを繰り返して経験を積もう

SNS集客は競合が多いため、早く始めなければ競合に後れを取ることになります。SNS集客を成功させるためには、トライアンドエラーを繰り返して経験を積むことも必要なので、まずは気になるSNSでアカウントを作成してみましょう。

ただし、いきなり複数のSNSを始めると運用が煩雑になるので、最初は1つのSNSに絞って利用することをおすすめします。